どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

ラビットゾンカーの下処理について

ラビットゾンカーの下処理

過去ブログで軽く記載させて頂いたゾンカーの下処理の方法

ダーティーホーのみならず、様々なストリーマーで活躍するマテリアルです。
水中での怪しい動きはルアーでは真似の出来ない動きだと思います。

ラビットゾンカーですが、様々なメーカーから販売されておりますが、
最もやっかいなのが、皮部分の下処理になります。

皮の部分を薄くすることで、ゾンカーの怪しい動きがさらに
増します。

鋭利なカミソリを使って皮を削る方法が一般的ですが、
職人技を必要とします。

前回のブログでご紹介させて頂いたのが紙ヤスリ(布ヤスリ)で
削る方法です。サンスイ渋谷店の佐藤さんに教えて頂いた方法で
削っておりました。

布ヤスリを固いスポンジ状のもの(コルクでもOK)に巻きつけます。


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ラビットゾンカーをバイスに固定し、引っ張りながらヤスリで削っていきます。ヤスリは始めは、40番くらいの粗めを使い荒削りをしてから80番くらいのヤスリで仕上げます。

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布ヤスリで削る際に、ラビットゾンカーに強い圧力がかかりますので、ゾンカーが伸びてしまいます。細めのゾンカーを使うと削るのが難しく、切れ易くなりますので中くらいの太さのゾンカーを使います。ヘアライン社のゾンカーテープで言えばMサイズになります。Mサイズを使って削るとゾンカーが伸びますので、最終的にはSサイズと同等の太さになります。

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ゾンカーを裏から見た際に毛穴が見えるくらい削り取ればOKです。耐久性との兼ね合いになりますので、その辺りは、調整して下さい。

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このヤスリがけが非常に難儀でした。多くのラビットゾンカーの処理をすると筋肉痛になりますし、
多くのラビットゾンカーの下処理をするのにかなりの時間がかかります。


そこで登場するのが前回ご紹介させて頂いたDremel4000です。

実はDremelが欲しかった最大の理由は、この下処理をやりやすくするためでした。

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さて、今回は黒のラビットゾンカーの下処理をします。

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ドレメルで削り取る前のラビットゾンカーの皮の部分です。

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何度か失敗して確立したのですが、回転数をかなり落として削ると上手く出来ました。
ゾンカーを引っ張りながら削るのではななく、指で安定させて下記
写真のように削っていくのでゾンカーが伸びることがありません。

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非常に短時間で綺麗に削り取ることが出来ます。
ポツポツとラビットファーの毛根部分が裏からうっすら見えるくらい削り取れば完成です。

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これで短時間で筋肉痛になることなく、ラビットゾンカーを削ることが
出来そうです。

余談ですが、このラビットゾンカーの皮の部分を削る作業!
出来れば外でやることをお薦めします(;^_^A

自宅でやると掃除が大変です。
削りかすが粉雪のように舞います(^◇^;)

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