どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

ミッジ タイイング

今年は、気温が高そうです。
まだ2月初旬だというのに、都内は20度近くまで気温が上昇(;^_^A

ありえん!!

さて、3月解禁の釣りに併せ集中力を必要とするフライから作成開始です!!
まずはミッジから…(^_^)

ミッジって何番フックからミッジって呼ぶんでしょう?
書籍によれば概ね♯20以下をミッジと言うらしいですが…


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本日は下記マテリアルをメインに使ってます。
ミッジなので手の混んだマテリアルは必要ありません。
ストリップド ピーコックも薬剤(恐らく酢酸?)処理したものが販売されており、
非常に使い易いです。

グースバイオット同様、水に浸すと切れ難くなります。


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そうそう、質の良いマテリアルやタイイング資材を提供していた米国ベネッキ社が倒産したとのことです。
ベネッキのマテリアル購入されていた方はお早めに…
2013年2月4日(追記)
失礼しましたベネッキは米国ではなく、イタリアでしたね(^^;
質の良いCDCと絶妙な太さのミッジ用スレッドが有名ですよね。

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さて、まずは♯30でユスリカのスペントパターンを作ります。
フックは、C12-BM Large-Eye ♯30 です。
色々と試しましたが、羽根はカリタ式ヴェインファイバーが一番良さそうです。

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スレッドはIron Grey
XXFのティンセルを使ってますユスリカのセグメントを表現します。
ボディーはヘッドセメントを塗った後に1液性のポリウレタン樹脂でコーティングします。
適度な長さでヴェインファイバーを切って…

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ニードルでほぐして…

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羽根のような形にカットすると出来上がり(^_^)

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大きさがわからないので手の平に置きます。
非常に小さいですがアイが大きいのでティペットを通すのは楽です。

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う~ん!まさにユスリカの大きさです。

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VARIVASの2210 ♯30の4Xファインの超細軸フックを使って、ユスリカのイマージャーも作成しました。
CDCはむしり取ってそのまま巻きます。
この方がCDCがまとまります。
ちょっとしたテクニックですが、結構便利です。

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ストリップト ピーコックアイを使ったミッジパターンも作成しました。
レッドのピーコックアイです。

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VARIVASの2300 ♯24 を使ったラーバのパターンです。
このフックも4Xファインの細軸フックです。

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下記3本はGamakatuのR17-3FT ♯22 の激刺さりフックを使いました。
このフックも非常に良いフックです。
何が良いかと言うと、フックの加工が滑らかで単にフッキングし易いだけではなく、
水面の表面張力を突き破り易いということが最も良いところだと思います。
ミッジの場合、フライがあまりにも軽すぎてフックとボディが水にぽっかり浮いてしまいます。
これをフックの形状というアイディアで防止したのが、KencubeのTP77やTP88というフック
ですが、GamakatuのR17-3FTの場合は、フック表面加工を滑らかにすることで、
表面張力を突き破ることに成功しているようです。

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この他にもいくつかのパターンを作成しました。

春の解禁が待ち遠しいですね(;^_^A