どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

3回目のサンスイキャスティングスクール

3回目のサンスイさんのダブルハンドキャスティングスクールの行ってきました。

過去2回のスクールでマスターしたのは、
1回目:Cキャスト(Cスペイ)とスナップT
2回目:ペリーポーク
になります。

そして、本日3回目の課題は、オフショルダーのCキャスト、ペリーポーク、ダブルスペイです。

本日、お天気は良かったのですが、とにかく寒かったです。
寒いのはまだ着込めば何とかなるのですが、今日は風が非常に強くダブルハンドのキャスト練習には
かなり厳しい気象条件でした。

ただし、都合の良いことに風向きが上流からの強風であったため、強制的にオフショルダー
しなければならない状況でした。


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本日のタックルは先日入手したBeulah Platinum Spey 11' 7" 4PC 5WTになります。


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本日の各種システムです。

シューティングライン:モノフィラライン
シューティングヘッド:Beulah Tonic Switch Shooting Head の350gr
シンクティップ:RIO T8 5フィート
フライは、重いタングステンコーンヘッドのダーティーホー(フックなし)を使いました。

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他の♯5ロッドでダーティーホーを飛ばすのはほぼ不可能と思われますが、このロッドは
なんと!20m近辺までこの重いタングステンコーンヘッドのダーティーホーを投げてくれました。
本当に驚くべきパワーです。

ただし、12’ 6" ♯6 のBeulahと比較すると、簡単に投げられるというわけではなく、
しっかりとフライを置く位置やスイープしたラインの負荷を利用してキャスティングしなければ、
フライは失速してしまいました。

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本日はこのロッドを使い、オフショルダーのキャストをマスターして来ました。
途中、本日の講師であるサンスイ渋谷店の佐藤さんから下記の指摘を受け、修正すると、
見違えるようなオフショルダーキャストになりました。

1.キャストする前にロッドの位置が低いため、もう少し高くする。
2.キャストする際に引き手を強くすると、ロッドスピードが上がり、遠くに飛ばすことが出来る。
3.キャストする際に右手が若干、身体の内側に入るため、外側に真っ直ぐとシュートする。

上記の指摘を受け、しっかりとオフショルダーキャストが出来るようになってから、
シュートせずに、ラインを真っ直ぐに投げ、ダウンストリーム、アップストリームのCキャストを
交互に何度もキャストし身体で覚えるようにと指導されました。
このトレーニングは非常に効果的でした。。
野球で言う、ボールをトスして貰うフリーバッティングのような練習です。
何度も何度も左、右交互にCキャストし、非常に柔らかくフライを自分のいる斜め45度の角度にフライを
置き、ロッドのスイープの力を利用して繰り返しなげる!

今回は三脚を忘れてしまったため動画の撮影は出来ませんでしたが、次回の練習の際は撮影して
来るつもりです。

ただし、かなり筋肉痛になりそうです(;^_^A


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お昼休憩の際にBeulahのPlutinum Switch 10'8" ♯7のスイッチロッドをキャストさせて貰いました。
10’ 8” という長さですが、軽い力でかなりの飛距離を遠投することが出来る素晴らしいロッドでした。
 
PlutinumのSpeyロッド(Plutinum Spey 12'6" #6)と比較するとロッドティップが若干固めです。
短いロッドで飛距離を出すためには、ロッドティップが若干硬くないと飛ばすことが出来ません。
硬いと言っても適度な硬さですので、非常にスムーズにラインを飛ばすことが出来ました。
 
キャスティングという意味ではPlutinum Spey 12'6" #6の方が投げ易いのですが、
実釣ということになれば、メンディング、ランディング含めスイッチの方が使いやすいかもしれません。
ロッドの強さという意味では、
Plutinum Spey 12'6" #6 = Plutinum Switch 10'8" #7 と言った感じだと思います。
う~ん!!どちらも欲しいロッドです(ーー;)
 
この時に使ったSAのインターミディエイトライン:400gr(恐らくスカジットインタミライン?)があまりにも投げやすく
飛距離が出たため、佐藤さんにリール毎お借りしてバークハイマーのロッドに取り付けて見ました。
 
インタミラインの場合、水に沈みますので、フローティングのスカジットラインのように、ピックアップした後、
シンクティップを沈ませるための時間は必要としません。
逆に、ピックアップした後にすぐにスイープしてキャストすると良いとアドバイスを頂きました。
インタミラインの場合、Cキャストよりペリーポークの方が投げ易いと思います。
 
さて!いよいよキャストしてみます。

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驚きでした(^◇^;)

前回までは、RIOのSkagit 450grで練習しましたが、beulahのロッドと比較し、ラインが飛ばず
非常にがっかりしていました。

ところが…

SA400 grのインターミディエイトラインとこのロッドは非常にマッチし、
むしろ、beulahよりもパワーのあるキャストが出来ました(^∇^)
 
前回キャストした際は、それほど飛距離が伸びなかったため、シューティングラインをそれほど
伸ばさずにキャストしたのですが、このラインでキャストすると、シューティングラインがシュルシュル~と
凄い勢いで伸びて行き、伸びきったところで、リールにズドンという衝撃がありました。
 
ラインは、さらに10m程先に飛すことが出来そうです。
SAのインタミラインは、RIOのスカジットラインよりも細いため、空気抵抗が少なく、飛距離が出ます。
着水の際は、RIOのスカジットラインよりも柔らかく着水することも可能です。

前回までは、正直、バークハイマーのロッドは無駄になってしまったと思ってましたが
本当に良かったです(^◇^;)

ラインによってここまで変わるのは驚きました。

このロッドはRIOのスカジットラインでは無く、SAのスカジットインタミ?向きのロッドで、十分に30m近辺、いやそれ以上キャスト出来るロッドでした。
特に湖での釣りには非常に有効に使えると思います。


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CF Burkheimer(CF7125-4V Japan Limited)コスメだけで無く、ロッド性能も素晴らしかったです。
早速、SAのインタミライン買いに行かないと…

いよいよ来月は解禁です。
家庭と仕事の事情で釣行は1ヶ月に一度くらいになると思われますのでダブルハンドスクールは、
少しお休みになるかもしれません。

本日で一連のスカジットキャストは学びましたので、今シーズンはぜひ実践して来たいと思ってます。

北海道の本流のワイルドニジマス!!!
待ってろよ~!!!o(^_-)O