第3回Skagit Cast基本偏(Hung down)
第3回 Skagit Cast基本偏(Hung down)
さて、第2回Skagit Cast基本偏では、Skagit Castを行う際の7つの動作に
ついて、用語の解説をしました。
■Skagit Cast 7つのステップ
①Hung down(ハングダウン)
②Pick up(ピックアップ)
③Set(セット)
④Sweep(スイープ)
⑤45 degrees thrust(45度スラスト)
⑥Turn over(ターンオーバー)
⑦Casting stroke(キャスティングストローク)
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13532505.html
第3回では、7つの動作時に押さえておきたい注意点の中で、
最初のステップであるHung downに関して記載します。
①Hung down(ハングダウン)
キャストの開始にあたり、ロッドティップを水面すれすれの状態にして
適正なオーバーハングを取るポジションがハングダウンです。
ここでのポイントは3点です。
1.オーバーハングの長さ
2.Pick up前のロッドティップの向き
3.ストリッピングの仕方
1.オーバーハングの長さ
オーバーハングとは、Skagit Castの場合、ロッドティップから
出すランニングラインの長さと理解して下さい。
下記写真は、Pick up途中の写真ですが、
丁度オーバーハングが20cmくらいでしょうか?
わかり難いかもしれませんが、ロッドティップとオレンジ色のSkagit Headが
見えると思いますが、その距離です。
わかりにくいのでセットして、Skagit Headが着水する瞬間の画像です。
オーバーハングの長さをどれだけにするか?ですが、私は、Skagit Headの
長さ、水面からの高さ、Skagit Headのテーパーのデザインによって
変えてます。
長めのSkagit Headの場合、オーバーハングは、10~30cmくらい。
短めのSkagit Headの場合は、30cm~50cmくらいオーバーハングを取る
ようにしてます。
また、浅瀬で立ちこんでいる場合は、オーバーハングを長めにします。
これはキャストアウトする際にアンカー切れになるのを防ぐためです。
オーバーハングの長さが違うとキャスティングにも影響を与えてしまうので、
初心者のうちは、まず一定のオーバーハングでキャストすることを
お薦めします。
初心者のうちは、オーバーハングは短めに10~30cmくらいに…
慣れてくれば、30~50cmくらにすると良いと思います。
2.ハングダウンの際のロッドティップの向き
ランニングラインを回収する際のロッドティップは必ず下向きにし、
ティップ先端までピンと張った状態を維持してラインを回収することです。
このピンと張った状態を維持し続けなければ次の動作であるピックアップ
前に再度ラインを打ち返す必要に迫られます。
父親には申し訳ないのですが…(^^;
父親のNGハングダウン動画です。
ダブルハンドのキャスティング2回目にしては、上手にキャストして
ますが、ハングダウンの際にロッドティップが上を向いてしまい、
ラインと水面の間に弛みが出来てしまっているため、
Cスペイでサークルを描く際に、やや強引になってしまってます。
Cスペイの場合、ハングダウンからピックアップの動作をする際は、
ロッドを動かすとフライまでダイレクトに力がかかるように、
ロッドティップを下げ、フライ、ライン、ロッドを一直線上にすれば、
サークルを描いた際に、フライが簡単に持ち上がってくれます。
さて、第2回Skagit Cast基本偏では、Skagit Castを行う際の7つの動作に
ついて、用語の解説をしました。
■Skagit Cast 7つのステップ
①Hung down(ハングダウン)
②Pick up(ピックアップ)
③Set(セット)
④Sweep(スイープ)
⑤45 degrees thrust(45度スラスト)
⑥Turn over(ターンオーバー)
⑦Casting stroke(キャスティングストローク)
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13532505.html
第3回では、7つの動作時に押さえておきたい注意点の中で、
最初のステップであるHung downに関して記載します。
①Hung down(ハングダウン)
キャストの開始にあたり、ロッドティップを水面すれすれの状態にして
適正なオーバーハングを取るポジションがハングダウンです。
ここでのポイントは3点です。
1.オーバーハングの長さ
2.Pick up前のロッドティップの向き
3.ストリッピングの仕方
1.オーバーハングの長さ
オーバーハングとは、Skagit Castの場合、ロッドティップから
出すランニングラインの長さと理解して下さい。
下記写真は、Pick up途中の写真ですが、
丁度オーバーハングが20cmくらいでしょうか?
わかり難いかもしれませんが、ロッドティップとオレンジ色のSkagit Headが
見えると思いますが、その距離です。
わかりにくいのでセットして、Skagit Headが着水する瞬間の画像です。
オーバーハングは20cm~30cmくらいでしょうか?
オーバーハングの長さをどれだけにするか?ですが、私は、Skagit Headの
長さ、水面からの高さ、Skagit Headのテーパーのデザインによって
変えてます。
長めのSkagit Headの場合、オーバーハングは、10~30cmくらい。
短めのSkagit Headの場合は、30cm~50cmくらいオーバーハングを取る
ようにしてます。
また、浅瀬で立ちこんでいる場合は、オーバーハングを長めにします。
これはキャストアウトする際にアンカー切れになるのを防ぐためです。
オーバーハングの長さが違うとキャスティングにも影響を与えてしまうので、
初心者のうちは、まず一定のオーバーハングでキャストすることを
お薦めします。
初心者のうちは、オーバーハングは短めに10~30cmくらいに…
慣れてくれば、30~50cmくらにすると良いと思います。
2.ハングダウンの際のロッドティップの向き
ランニングラインを回収する際のロッドティップは必ず下向きにし、
ティップ先端までピンと張った状態を維持してラインを回収することです。
このピンと張った状態を維持し続けなければ次の動作であるピックアップ
前に再度ラインを打ち返す必要に迫られます。
父親には申し訳ないのですが…(^^;
父親のNGハングダウン動画です。
ダブルハンドのキャスティング2回目にしては、上手にキャストして
ますが、ハングダウンの際にロッドティップが上を向いてしまい、
ラインと水面の間に弛みが出来てしまっているため、
Cスペイでサークルを描く際に、やや強引になってしまってます。
Cスペイの場合、ハングダウンからピックアップの動作をする際は、
ロッドを動かすとフライまでダイレクトに力がかかるように、
ロッドティップを下げ、フライ、ライン、ロッドを一直線上にすれば、
サークルを描いた際に、フライが簡単に持ち上がってくれます。
http://youtu.be/PzEhb5Zmftk
誤ってロッドティップを上げてしまい、ラインに弛みが生じてしまった
場合は、下流に向かってロールキャストしてラインを打ち直し、
フライ、ライン、ロッドまでをピンと張った状態にしてから、
ピックアップ動作を開始して下さい。
3.ストリッピングの仕方
ストリッピングの仕方については、前回のブログ内でご説明しましたので、
まずは、そちらを参考にして下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13541794.html
上記ブログは、分解写真を使ってご説明してますが、
今回、Skagit Master達が実践するストリッピングの仕方を多摩川で
練習して来ました。
練習時に、ウェアブルカメラと固定カメラで撮影して来たものを動画に
しましたので、参考にして下さい。
http://youtu.be/yT-OJLaO66c
※前回のご説明時に、右側の親指で弛んだラインを押さえる方法を
記載しましたが、さらに遠投するために、ラインをもっと出さなければ
ならない場合は、左手の指に1重の弛みを掛け、右手親指に2重弛みを押さえる
と行った具合に、ラインをストリッピングすることもあるようです。
以上がHung down時の注意点です。
参考にして下さい。
次回第4回は、Pick up時の注意点となりますが、良い動画の撮影が
出来ていないのと、アニメーションで説明したい部分がありますので、
しばらくお時間頂くことになると思います。
お楽しみに♪
「Skagit Cast」に関しては、私のブログの書庫の「Skagit Cast 基本偏」の中で
閲覧出来ます。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/folder/480940.html
「Skagit system」に関しては、ブログ書庫の「Skagit systemの基本」を参考にして下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/folder/480939.html
併せてご確認下さい。
誤ってロッドティップを上げてしまい、ラインに弛みが生じてしまった
場合は、下流に向かってロールキャストしてラインを打ち直し、
フライ、ライン、ロッドまでをピンと張った状態にしてから、
ピックアップ動作を開始して下さい。
3.ストリッピングの仕方
ストリッピングの仕方については、前回のブログ内でご説明しましたので、
まずは、そちらを参考にして下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/13541794.html
上記ブログは、分解写真を使ってご説明してますが、
今回、Skagit Master達が実践するストリッピングの仕方を多摩川で
練習して来ました。
練習時に、ウェアブルカメラと固定カメラで撮影して来たものを動画に
しましたので、参考にして下さい。
http://youtu.be/yT-OJLaO66c
※前回のご説明時に、右側の親指で弛んだラインを押さえる方法を
記載しましたが、さらに遠投するために、ラインをもっと出さなければ
ならない場合は、左手の指に1重の弛みを掛け、右手親指に2重弛みを押さえる
と行った具合に、ラインをストリッピングすることもあるようです。
以上がHung down時の注意点です。
参考にして下さい。
次回第4回は、Pick up時の注意点となりますが、良い動画の撮影が
出来ていないのと、アニメーションで説明したい部分がありますので、
しばらくお時間頂くことになると思います。
お楽しみに♪
「Skagit Cast」に関しては、私のブログの書庫の「Skagit Cast 基本偏」の中で
閲覧出来ます。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/folder/480940.html
「Skagit system」に関しては、ブログ書庫の「Skagit systemの基本」を参考にして下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/fuji_h_4764/folder/480939.html
併せてご確認下さい。
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