どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

第1回 Skagit Cast実釣編「スカジットキャストにおけるメンディングの基本」

第1回 スカジットキャスト実釣編
「スカジットキャストにおけるメンディングの基本」

北海道釣行で撮影した仲野さんの動画を見てます。

初日は、NHスカルピンを使い、2日目は、ウェットフライを使って
釣りされてました。
 
初日と2日目の実釣動画を穴の開く程見てます。
 
2日目は、私が実際にキャスト、メンディング、指導を受けている
場面を動画に撮影頂きました。


イメージ 1

Skagit Headを使ったメンディング方法に関しては、私が知る限り
書籍等含め詳しく記載されている情報は少ないのでは?と思ってます。
 
先月発売されたNorthAnglers誌や、依然仲野さんが投稿されていた
Fly Fisher誌の連載に若干記載がありましたが、
水の中で起こっている現象とメンディングによってどのような
事象が起こるかを考えてます。
 
自身の頭の中を整理する上でブログを作成したいと思います。
 
ウェットフライを実践されている方であれば、
特に対岸近くのポイントの魚を狙う際は、フライラインを送り込むような動作を
行い、フライをターゲットポイントに送り込んでいくと思います。
ちょうど下記のような図になるかと思います。


図1
イメージ 2


それでは、ランニングラインが軽くて細いSkagit Castの場合、
どのようにメンディングするのでしょうか?
 
その前にまず、メンディングをしなければどのような状況が起きるかを図に
示します。
 
 図2
イメージ 3


メンディングをしなければ、Skagit Headは、川の流れからの抵抗をもろに受け、
フライのスイングスピードは、かなり早くなります。
魚が釣れるくらいにゆっくりとしたスイングとなるのは、Skagit Headが
水流の抵抗を受けなくなる0度~30度くらいの角度になると推測されます。
 
これでは、釣りが成立する範囲が狭過ぎます。
 
そこで魚が食えるようにスイングスピードを遅くするのがメンディングの
1つの役割です。

Skagit Castでは、まずキャストアウトし、フライが着水した瞬間に
メンディングします。

このメンディングは、ラインを送り込むのではなく、Skagit Headの向きを
変えるという動作になります。
 
2回目のメンディングでさらにSkagit Headの向きを川の流れと平行に置くように
します。
 
その後もメンディングを続けるのですが、3回目以降のメンディングでは、
Skagit Headの後端を整える程度のメンディングになります。
 
このようにメンディングすることで下記図3のようになります。
 
 
 図3
イメージ 4


それでは、具体的にどのようにメンディングしていくのか?
下記動画をご覧下さい。
 
下記動画は、Skagit Camp 実釣編として私が生徒、FML仲野さんが先生、撮影を
FML佐藤さんにして頂いた動画を私が編集したものになります。
 
仲野さんの重要キーワードは、メモとして動画上に記載してます。
 
また動画の開始から4分の仲野さんのメンディングのお手本に関しては、
カルピンパターンを使ってスイングさせるためのメンディングを…
 
開始から8分の仲野さんのお手本動画は、ウェットフライを使って
メンディングしてます。
 
ウェットフライを使う場合、仲野さんは、ティペットを3mくらいにしてます。

通常、ダーティーホーのような重いストリーマーを使う場合は、1.5mくらいの
長さですので、ウェットフライの場合は、スイングさせることよりも、
漂わせることを重点に置いていることがわかります

動画を事前に見て頂いた仲野さん曰く、「どうして俺ってこう、釣りを
やっている時って言葉が汚くなるかな~」と落ち込んでおりましたが(笑)
特にSkagit Castを実践されている方には非常に参考になる動画だと
思いますので、掲載許可して頂きました。

しかもメンディング方法を教えている最中に魚がかかるという、
めちゃくちゃ説得力のある動画になってます。。。。

動画は、1080PのHD動画で閲覧可能です。
メンディングされたSkagit Headを見るためには、通信環境の良いところで
見て頂ければ幸いです。







Skagit Castの場合、フライ着水後、すぐにメンディングし、Skagit Headの
方向を転換する必要があるため、キャストアウト時にしっかりフライを
ターンオーバーさせることが重要です。
 
私と仲野さんのキャストアウトを見ると、仲野さんは、私より、5~8m以上
遠投されていることがわかります。

撮影のしている位置で川幅が10mくらいに狭く感じますが
実際の川幅は30m以上あったと思います。
 
この差は、実釣する上で非常に大きな距離になりますので、まずは、もう少し
遠投出来る技術を身に着けること!!
 
そして、フライ着水後にSkagit Headの先端は動かさずにHEADの向きを変える
テクニックを身に着けることを直近の課題として練習しようと思ってます。

 
Skagit Headも進化してます。
先日、国内で販売となったOPST COMANDO HEADは、
400grで16feetという短さです。
 
先日限定発売された【Beulah】 TONIC Skagit Short が18feet、
【Beulah】 TONIC V2 SWITCH SHOOTING HEADが22.5feet
【Beulah】 TONIC V2 SPEY SHOOTING HEAD が400grで24feetですので、
驚異的な短さです。
 
タックルの変化により、今後、キャスティング、メンディング方法に関しても
進化していくもの思われます。
 
今後もウオッチし、ブログに掲載して行こうと思ってます。


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