どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

イントルーダー タイイング(タイイング失敗編)

イントルーダー タイイング(タイイング失敗編)


イントルーダーのタイイング特集ということで

1.大きさ、形状編
2.マテリアル編
3.マテリアルの使い方編

を記載しましたが、いよいよタイイング編になります。


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が…

今更、イントルーダーのタイイング?
っていう感もありますので、いつもと違い、

今回はイントルーダータイイング失敗編と題して
ブログ書こうと思ってます。

何故か?( ̄+ー ̄)

以前、ウェットフライタイイングの本を読んだ際に
巻き方を失敗するとこうなる!という写真が多く
掲載されており、凄く参考になったからです。

まずは、使ったマテリアルです。

1.シールズファー
OPST Seals Fur L ピンク
2.ICE DUB
Hareline Dubbin UV Pink
3.オーストリッチ
OPST Ostrich DOT Whwite /Pink
OPST Ostrich ZEBRA Hot Pink
4.Predator Wrap
Senyo's Barred Predator Wrap Black Barred UV
5.イントルーダーシャンク
OPST Intruder Shank 45mm
6.ワイヤー
OPST Intruder Wire
7.チューブ
OPST Junction Tube
8.ポーラーベアー
ドリーバーデンオリジナルポーラーベアー ピンク

こんな感じです(^_-)-☆

さて!!
いよいよタイイングです♪

イントルーダーのシャンクはダーティーホーと比較し
軽い素材で出来ているようです。

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まずは、ポーラーベアーを切り出して長さ別に分けます♪

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イントルーダーシャンクをアダプターに取り付け、
粗く下巻きした後にアイ先から4cmくらいのところに
シールズファーとICE DUBを半々くらいでブレンドしたものを
コンポジットループに挟みツイストし、
ポドキン、歯ブラシでしっかりマテリアルを掻き出し、
ダブリングして密に巻いて行きます。
※すみません、写真省略し過ぎですね(⌒-⌒; )

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次に、シールズファーとICE DUBを混合したものを
置き、その上にポーラーベアーで切り出した最も短い
部分を置き、更にシールズファーとICE DUBの混合した
マテリアルを置きます。

ポーラーベアーがシールズファーでサンドウィッチの
ように挟まれる感じです。

これをコンポジットループに挟むとこんな感じになります。

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ちなみに、初めの工程と後のポーラーベアーをコンポジットする
工程は今回分けて取り付けましたが一緒に1回でコンポジットした
方が良さそうです。

ダブリングして、密に巻き付けた後にしっかりポドキンで
掻き出し、しっかりしたショルダーを作ります。

次にオーストリッチのホワイトを左右(ちょっと上側になるように)
に5cmの長さで6本づつ取り付けます。

上から見るとこんな感じに…

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まったく同様に淡いピンクのオーストリッチを今度は4cm位の
長さで左右6本ずつ取り付け、上側にPredator Wrapを取り付けます。

横から見るとこんな感じに…

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もうちょい上から見ると


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余分なマテリアルを切って、シャンクにホログラムティンセルを巻き付けて
行きます。

こんなのです!

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こんな感じになります。

ここまでは問題ありません!!

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前側も同様にショルダー作って行きます。

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ここで失敗(-_-;)

もう1~1.5mm程、後ろから巻くべきでした。
後から、マテリアルがダンベルアイの間に入りきらなく
なりました。

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このあたりは慣れだと思います。

次に中間の長さのポーラーベアーを先程と同じようにシールズファーで
挟むのですが、ここで2つの失敗ポイントがあります。d( ̄  ̄)

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一つ目は、ポーラーベアーの量が少な過ぎでした。
この倍位の量が必要です。

そしてもう一つは、ポーラーベアーの置き方です。
このままコンポジットすると、毛の向きがバラバラに
なってしまいます。

ダーティーホーやイントルーダーを作る上で最も肝になるのが
いかにここを丁寧にするかだと思います、

スレッドに対し、直角に、等間隔でポーラーベアーを
配置すると、シャンクに巻きつける際に綺麗な放射線状に
なり、この上に取り付けるマテリアルが水の抵抗を
受けてもペンシル状にならずに泳ぎます。

もう一つ!!質の悪いポーラーベアーを使わないこと!
直毛を使わないと綺麗な放射線状にはなりません。

写真は私の指に粘着性の高いボンドが付いてしまい、
手にくっついて収拾がつかなくなってしまったのを
何とかここまでの状態にしたのですが、ダメダメです
(ーー;)

このままシャンクに巻き付けるとどうなるか?

はい!!

こんな感じになっちゃいます( ̄◇ ̄;)

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ちなみにこの後、必死に指でマテリアルを動かし、
何とか対称になるように修正しましたが、ポーラーベアーの
量が少な過ぎでした。

下記写真は別のイントルーダーをタイイングした際に取り付けた
ポーラーベアーですが、このようにしっかりと上下左右が
対称になるように取り付けるのが肝です。

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仲野さんのタイイングセミナーに行くと、ポーラーベアーやオーストリッチを
綺麗に等間隔に配置するテクニックがあるのですが、また別に機会に…

さて、気をとり直して次行きましょう( ̄^ ̄)ゞ

イントルーダー最大のコンポジットループの作成に取り掛かります。

まずは、混合ダブ材を置き、ちょい短めの白のオーストリッチを置き、

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次に6cm位の長さになるようにピンクゼブラの
オーストリッチを置きます。

指がネバネバしてましたので、ピンセット使って等間隔に
配置して行きました。

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ここで失敗( ̄◇ ̄;)

ピンクのオーストリッチが少な過ぎました。

この位細いオーストリッチであれば、後20本位増やしても良かったです。

ここで始めの失敗が響き、コンポジットしたマテリアルが
アイ部分に入り込まず強引に入れて…

う~ん!ピンクのマテリアルがスパースな感じでしたので、
白のグリズリーのサドルを取り付け…

完成です。

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最後に、マテリアルをしっかり掻き出し、整え、
サドルを整形すると…

イメージ 1



これだけ失敗してよくリカバリー出来たなぁ~
我ながら感心( ̄◇ ̄;)

ただ、前側のショルダーは小さ過ぎです。

写真映えするイントルーダーは、水の中ではあまり
良い動きしないって良く言います。

実際には、こんな感じの方が水の中では圧倒的に
水流に変化をあたえ、魚のアピール度が高くなるようです。

イメージ 19


さ!次々♪


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