どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

脅威のフライフィッシング革命

フライフィッシング業界に新たなる革命を起こす…かもしれない…

仕事が激務で最近ほどんどブログを書くことがないのですが

久しぶりに衝撃的なブログを書こうと思ってます。

 

この製品をFMLの仲野さんからサンプル品として頂いたのは

数年前だったのですが、紆余曲折あり、製品化されずに終わってます。

 

問題点も併せて許容できる方のみに販売されてます。

タイイング講習会等でこっそり販売されていて入手された方も

いらっしゃるかもしれません。

 

ブログに掲載して良いとのお話頂きましたので、

久しぶりにブログ書こうと思います。

 

今回ご紹介するのは、チューブフライで使うシャンクです。

 

まずは驚愕の写真を見て下さい。

 

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驚愕のチューブ

上がOPSTのスチールヘッドシャンクで、

下が今回ご紹介するチューブシャンクです。

 

細さわかります?

これチューブですよ(笑)

 

タイイング好きの方であればこれだけでイマジネーション

湧くと思います。

 

そんな細いチューブ!

ティペット通せないのでは?と思われる方がいらっしゃると

思います。

 

何を仰いますか…

 

OPSTのスチールヘッドで使う

ー3Xのティペットが通るんですよ!!

 

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−3Xのティペットが通ります


試作品ですが、長さは、

15mm/17mm/20mm/25mm/27mm/45mm/50mm

と様々あります。

 

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様々な長さの試作品

短いものは、ウェットフライを巻くのに最適です。

 

今までのチューブフライのように先端にコーンヘッドを

取り付ける必要もありません。

 

さて、タイイングの前に前処理を行います。

同封のPVC管がありますので、前後1mm弱くらい

余分に切断して、チューブ管に通します。

 

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細いチューブ管を差し込む


余った部分をライターで炙って溶かします。

この時ライターを炙る時間はほんの一瞬です。

少しだけ余分な部分が溶けてくれれば、このように

PVCが溶けて広がります。

 

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先端をほんの一瞬ライターで炙ります

※このPVCの耐久性が唯一の問題点なのですが、

 チューブがなくても糸が擦れることもないですので、

 実釣ではあまり問題点にはなりません。

 

タイイングの仕方は簡単です。

OPSTのシャンクチャンクがあれば、オッケーです。

ステンレス製のチューブで非常に強度もあるので、

管が潰れることはありません。

 

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OPSTのジャンクチャックとの相性は抜群です

父親にこのチューブを使った小型のイントルーダーをタイイングして

プレゼントました。

 

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極細のチューブを使ってイントルーダーをタイイング

 

旧来型のイントルーダーでは、

86歳の父親には現場での取り付けが難しそうでした。

 

何故か?

イントルーダーは現場で下記の工程でフライを取り付ける必要があります

 

  1. アイに糸を通す
  2. マテリアルをかき分ける
  3. ワイヤーで作ったループに糸を通す
  4. ジャンクションチューブを取り付ける
  5. フックを取り付ける

 

これがチューブを使ったイントルーダーでは、

初めからジャンクションチューブをこのように取り付けておくことが

できるので、現場でイントルーダを取り付ける工程は、

 

  1. チューブに系を通す
  2. フックを取り付ける

 

以上となります。

 

このチューブ自体は非売品ですが、

今後行われる仲野さんのタイイング講習会等で

販売される可能性もありますので、チェックしてて下さい。

新型コロナの影響でしばらくイベントは厳しいかな?(泣)

 

次回は、いよいよこのチューブを使った

タイイング編です。

お楽しみに♪