どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

Scott SC754 Bamboo rod (Bernard Ramanauskas)

Scott SC754 7'5" #4 2TIP Bernard Ramanauskas
 
スコットの7フィート5インチ 4番ロッド(バーナードラマノスカス)モデルになります。
生涯2本目のバンブーロッドでしたが、その軽さとアクションの素晴らしさに驚きました。
 
Scott独自のノード加工、ホロー構造、バネのようなアクションを実現するスエルドバット、
日本の榛木敏之さんが削り出すニッケルシルバー・フェルール!ハリキフェルール、
スネークブランド製のニッケルシルバー・フレームを採用したアガット・ストリッピングガイド、
塗料はアメリカの多くのビルダーが愛用しているスパーバーニッシュ、フル・ディッピング
になります。
 
ロッドの焼き具合も大好きです
 
フライラインを1m出しただけにも関わらず…いや、ラインを全く出さない
リーダーのみで綺麗なループを描くことが出来る!
そんなロッドです。ティップが非常に繊細に出来ているのだと思います。
 
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非常にこのアクションが好きで、バンブーロッドではスコットばかり使ってました。
現在のスコットのマスター・ケーン・ビルダーは、カナダの新進気鋭のビルダー
バーナード・ラマノスカスです。
スコットのマスタービルダーになる前は、エデンケーンというブランドを立ち上げ、
ノードレスバンブーロッドを特徴とするロッドを作成しておりました。
スコットのロッドは、ノードレスではありませんが、ラマノスカス!本当に素晴らしい仕事を
してます。
 
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ラッピングは、非常にシンプルですが、実に素晴らしいです!!
 
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ロッドのアクションは、繊細なティップによるリーダーキャスト!
スエルドバットにより中~長距離に関してもバットのバネが効き、
軽やかに違和感なく遠投することが出来ます。
当時の私の技術の問題もあるかと思いますが、ティップが柔らかい
ため、ホールを入れたキャスティングでは、テーリングが起こりやすく
20m以上の遠投は若干苦労しました。
 
1点だけ難点を挙げるとすると、フライラインをリールから除々に伸ばしていくと、
Tipの繊細さによるキャストからバットを使ったキャストに移行する長さ(3mくらい?)に
デッドスポットがあります。
 
若干投げにくい長さなのですが、恐らく慣れもしくは、投げ方の問題かと思います。
 
Scottのロッドをお薦めするのであれば、私は、754ではなく、6114もしくは6113の方が
繊細なTipの特徴が発揮されて良いのではないかと思います。
 
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 とにかく素晴らしいロッドです。
 
※2011年12月8日 記載追記しました。また、記載の一部に誤りがありましたので、
  修正しました。(セミホロー⇒ホロー)