どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

カナダスチールヘッド釣行(初日)

前回のブログは速報ベースで記載しましたが、カナダ釣行はきちんと順を追って、ブログを記載しようと思ってます。

今回の同行者は、私を含め5人+FML仲野さん、ドリーバーデン下山さんの計7名です。

ガイドフィッシングに関しては、現地ガイド2名にお願いし、3人+2人に別れてガイドフィッシングを行います。

現地ガイドに関しては、前回のブログを参照して下さい。


仲野さん、下山さんは、我々5人のサポートをして頂きながら仲野さんの所有するボートでスチールヘッドの釣りを楽しみます。

日本程道路が発達していないので、車で移動しながらの釣りは非効率です。
多くの人達は、ジェットボードに乗って釣りを堪能します。

私以外の4名は、毎年スチールヘッド釣行に行かれている皆様で、多くのことを教えて頂きました。

初日はややゆっくりで、8時にガイドさん2名にホテルまで向かいに来て貰います。
本日私は、トップガイドのトッドシャーフさんにガイドをして頂くことになりました。

この日の天候は、曇りのち晴れ♪
久しぶりの晴れだそうです。

青空の雄大な景色の中での釣りは本当に感動ものですが、スチールヘッド釣りにとっては、ピーカンの青空は最悪だそうで、曇りにならなければスチールヘッドは遡上して来ないようです。

8時に到着するとボートランチは、多くの車で混み合ってました。
先週までの大雪の影響で5つあるボートランチのうち4つが使えなくなっており、
1つのボートランチに集中しているようです。

先週までの雨、雪が嘘のように青空となりました。

早速、トッドシャーフさんのボートで出発です。

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すみません。逆光になってしまいました(^^;

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特に午前中はこの時期零下になることが多く、ボートに乗っている時のフェースマスクは必須アイテムです。

あまりの景色の美しさにただただ感動です。

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場所によっては、川の流れが無く、鏡面のような場所もあります。

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あぁ~!!!
もう帰りたくない…

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こんな景色の中で釣りが出来ること自体感動です。

1つ目の付き場で「No finish」2つ目の付き場に到着しました。

30m程離れた位置から2人が立ち込み釣りを開始します。
ガイドのトッドさんが親切にスチールヘッドの狙い方を教えてくれます。
英語がわからなくても平易な言葉で説明してくれますので、安心です。

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北海道のニジマス釣りのイメージでは到底考えられないような場所のスチールヘッドはいるようです。

大きいものであれば、1m近くの魚を釣るのに、くぶるしまでしか入川しないよう説明を受けます。深い場所でもせいぜい膝くらいです。

そんな浅い所にスチールヘッドっているの?
半信半疑で釣りをします。

仲野さんの説明によると海からの遡上魚であるスチールヘッドは産卵のため、最大で800km程の川を上流に登る必要があり、体力温存の為にも、わざわざ重い流心よりも、流れの緩い川岸を最短ルートで登って来ようとするとのことです。

遡上魚の難しさは、ニジマスのようにポイントがはっきりしないことです。
いつもニジマスはこの辺りにいるので、そこのポイントに行って見よう♪って
狙い方が出来ません。

では現地ガイドはどのように狙うのか?

もちろん昨年まで釣れたポイントの情報は持ってますが、それよりも魚がどこを通って遡上し、そこで遡上魚が休憩しそうか?を推測し、待ち伏せします。

遡上魚ですので、天気や風向き、どこまで遡上しているかといった情報考慮し、狙うポイントを探します。

後はガイドさんのポイント争奪戦です♪
当日は、スコット・マッケンジーもスチールヘッド釣りに来ていて、帰り際に遭遇したのですが、本日の釣果は「No fish」とのことでした。

フライは2通りのフライを使います。
1つは、過去のブログに記載した軽量なダンベルアイを使ったイントルーダー
そして、もう一つはガイドさんが事前に用意してくれるノンウェイトのチューブフライです。

渇水のこの時期、スチールヘッドが釣れるのは、なんと足首くらいの深さだそうです。

私が持参したのは、Beulah Onyx Spey Japan ltd 12' 8wtとBurkheimer 12'5" 7wtロッドの2本です。

13feet以上のロッドは必要ないと思います。

前回のブログにも記載しましたが、初日のキャスティングは非常に安定してました。
スチールヘッドの場合、釣る確率を上げるのは、キャスティングの技術よりメンディングの技術のようです。

丁寧に丁寧にゆっくりとスイングする!!
ボトムに3回付いたらイントルーダーからノンウェイトのチューブフライに変更♪

まずはイントルーダーをベースに釣りを組み立て、浅い場所でのみノンウェイトのチューブフライに変更します。

Commando Tipは、132gr S2/S3の使用頻度が高いです。

生まれて初めてスチールヘッドをかけたまさにその時、仲野さんと下山さんが船で通りかかりました。仲野さんのボートです。

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下山さんに撮影して頂きました。

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まさにランディングして頂いた瞬間です。

型は小さいですが、初めてのスチールヘッドが初日で釣れ、肩の荷がおりました。
本当に来て良かった。

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ちなみに、トッドさんのウェーダーが今後発売になるチャック付きのG3ウェーダーです。

その後は、残念ながらスチールヘッドからの反応が無く、ホテルに戻ります。
ホテルに戻ると本日、釣果があったのが私一人だったらしく、皆さんに祝福して
頂きました。

本当に素晴らしい人達ばかりで、こんな仲間と毎年スチールヘッド釣りが出来たらどんなに素晴らしいことか…(^^;

初日の釣りで身にしみてわかったのは、釣る場所は、年齢に関係無く立ち込み出来るポイントですし、ガイドさんの指示通りキャスティング、メンディングすれば、決して難しい釣りではありません。

ただし、ガイドさんがいない場合、限りなく難しい釣りになると思います。

靴下は2枚履きは必須で、同行者の方の一人がサーファーが良く使う塗るとポカポカ暖かくなるクリームがあるらしく非常に重宝してました。

今度、買って来ようっと…

さて、2日目以降は、ゆっくりとブログ記載したいので、現地から帰宅してからの記載になりそうです。





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