どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

CF Burkheimer(CF7125-4V Japan Limited)

CF Burkheimer(CF7125-4V Japan Limited)

サンスイ渋谷店さん経由でロッドを購入しました。


イメージ 1



イメージ 2



イメージ 3



1970年代!
カスタムグラスロッド、グラファイトロッドで一世を風靡した故ラスピーク!

そのアクション、ブランクのデザイン、何層も重ね合わせて塗装する技術…

世界最高のグラスロッドを作った伝説の男…

Winston時代のTom Morganが彼のロッドに深く感銘を受け、彼のロッドを
目指しグラスロッドを開発したと言われております。

ケリー・バークハイマーはラス・ピークの弟子、彼は師匠から
彼のブランク、彼のマンドレルを引き継ぐのみならず、細部へのこだわりと、
質の高いロッドを作りあげる姿勢をも継承した男です。
彼の性格、偏屈さも継承されているかもしれません(--;

今では、質の高いロッドをブランクから作成している数少ないロッドスミスの
1つではないでしょうか?


日本国内に代理店が存在していなかったことから、海外オークション等で
購入された方も多かったと思います。
そして…
日本国内でFMLが代理店となりました。
FMLは海外の水産物を国内に輸入販売する商社です。
ノルウェーやカナダとの取引で海外を飛び回っている仲野氏の趣味がフライフィッシ
ング!
その中で、スカジットマスター達と交友を持ち、ビューラー社や
バークハイマーと行ったロッドメーカーと関係を持ったようです。
さすが商社マン(^^;

ラス・ピークから継承したシングルハンドロッドも非常に素晴らしいですが、
彼のロッドで最近、非常に注目されているのが、ダブルハンドロッドです。
カスタムロッドとして彼は3種類(Classic、Presentation、Vintage)
のコスメのロッドを作成しております。

詳細は、下記ホームページを参照下さい。


今回、日本国内で販売されたJapan Limited!!
デザインコンセプトに基づき開発された唯一のロッドになるとのことです。
Vintageモデルをベースにリールシートのウッド(カリフォルニア バークアイ バール)
コルクの装飾、ブランクの装飾、
グリップ部分の太さ(日本人向けのやや細めにアレンジ)含め
全てが特注という贅沢な仕様です。

ブランクの輝き、大理石のようなリールシート、派手さはありませんが、シックでエレガンスにも
関わらずラグジュアリー感満載のロッドです。

使うのが ちょっと勿体無いと感じてしまいます(;^_^A


イメージ 4



イメージ 5


現在日本国内で販売されているJapan Limitedの型は、
【CF 5115-4V】11.5feet(11'6") #5
【CF 7125-4V】12.5feet (12'6") #7
【CF 8135-4V】13.5feet (13'6")  #8
【CF 9142-4V】14.2feet (14'2.4")#9

の4種類で各11本ずつの限定販売です。

先日、タイイングセミナーで仲野氏からJapan Limitedの開発の経緯や
裏話を色々とお聞きして来ました。
プライドの高いバークハイマー氏とかなりのやり取りを行ったようです。

先日ご紹介したビルバランのリールにマッチしそうです。


イメージ 6



イメージ 7



イメージ 8



イメージ 9


まだ、キャスティングしてませんので、フィーリングは不明ですが、
サンスイ渋谷店の佐藤さん曰く、Beulahと似ているとのこと。
次回のキャスティング練習でデビューかな?

【2013年2月1日】
CF Burkheimer(CF7125-4V Japan Limited)のキャスティングレポート
 
1回の犀川への釣行とキャスティングスクールにおけるこのロッドの所感を記載します。
まずは、Beulahとの比較ですが、Beulah程パワーはありません。
アクション的には先端がやや硬く、バッド部が比較的柔らかいロッドです。
パラボリックアクションと言えば良いのでしょうか?
ロッドアクションはSAGE ONEに若干似ているように思えます。
 
中距離を攻める時には非常にコントロール良く繊細な釣りが可能です。
ピックアップする際に、しっかりとキャストする右前方(ロッド1本以内)に
ピックアップし、キャストするとまさに、自身が投げたい場所にフライを運んでくれます。
 
ただし、重いフライをつけ遠投するのは、やはりBeulahのような高弾性カーボンを
用いた先端からバットまでスムーズに曲がるパワーのあるロッドの方が良いと
思います。
 
ロッド自体には、Beulah程パワーがありませんので、シンクチップに関しては、
T-8 を 6feet(1.8mくらい)にする必要があります。
私は、前回T-11の5feetで調整すると非常に投げ易くなりました。
 
スカジットラインは、RIOのスカジットライン(450gr)を使ってます。
初心者よりは、中級車~上級者向けのロッドだと思います。
 
ただし、このロッドでしっかり基礎を身につけると、他のロッド使っても問題なく
投げられると思います。Beulahの場合、多少のミスでもカバーしてしまうくらい
ロッドのパワーがありますので、上手くなったような錯覚に陥ると思います(笑)

遠投を必要としないコントロール重視のロッドとしては、非常に良いと思います。

【2013年2月17日】
前回、遠投を重視しないコントロール重視と記載しましたが、
昨日のサンスイさんのキャスティングスクールでこのロッドのイメージが変わりました。
とてつもないパワーを持ったロッドで30m以上の遠投も十分に可能だと思います。

今まではRIOのSkagit(450gr)を使ってましたが、
SAのスカジットエクストリーム インターミディエイト(400gr)を使ったところ、
驚くほどスムーズにラインが飛んで行きました。

ダブルハンドに関しては、ロッドとフライラインの相性が非常に重要だということを
まざまざと見せつけられました。

本当に素晴らしいロッドです。

詳細は下記参照