どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

Sculpin 【 スカルピン (カジカゾンカー) 】

Sculpin 【 スカルピン (カジカゾンカー) 】

以前ご紹介したJフレンチのパターン!Sculpin!!
エドワード、フレンチが来日した際に北海道限定で紹介頂いたパターンとのことです。
(下記参照)


ダーティーホーやイントルーダーが本流向きのフライに対してスカルピンは止水向けの
フライとのことですが、本流でも十分使えるパターンです。

特に本流のニジマスは動きの早い渓流の稚魚、幼魚よりも、動きの鈍いスカルピン
好んで食べるようです。


仲野氏のSkagit Masterタイイングセミナーでもスカルピンパターンをタイイングして頂きました。
フレンチのスカルピンパターンは、タイイング方法によって4種類の巻き方があるようです。



上記のパターンを応用し、さらにマテリアルの魔術師、備前貢氏のブログ掲載されていた
カルピンパターン、海外サイトのスカルピンパターンを参考にオリジナルのスカルピン
パターンを作りました(^_^)

以前ご紹介した、

Whiting Farms Coq de Leon Hen Softhackle with Chickabou(Brown Speckled)

このチカブーを購入した理由がこのゾンカーを巻きたかったからです。
マテリアルと作成したいゾンカーのイメージは出来ていたのですが、これほど
出来栄え良く仕上がるとは思いませんでした(;^_^A


イメージ 1



ゾンカーテープはラビットファー(CHINCHILLA)
チンチラナチュラル色がカジカの保護色を表現してくれます。

ボディーにチカブーを2枚、ギル(エラ)を赤のメタルフラッシュティンセルのダビング材で
作り、しっかりとコンポジットループでショルダーを作ってカジカの特徴である大きな胸ビレを
コック デ レオン HEN のソフトハックルで作りました。


イメージ 2



カジカは頭が非常に大きくこれをタイイングするのは非常に難しいのですが、
コンポジットループでしっかりと肩を作ることで、水の中でも形を維持することが
出来ます。

ラビットゾンカーの怪しい動き、エラの赤色、ソフトハックルのヒラヒラとした揺らめき、
チカブーの怪しい動き、多くのニジマスを魅了するのではないかと思ってます。

ヘッドにはFish Scull社のSculpin Helmetを使いました。
このコーンヘッドもお薦めです。


イメージ 3



ダンベルアイを使ったパターンも同時に作成しました。

イメージ 4


このパターンは我ながら良く出来たゾンカーだと思います。
次回、このゾンカーのタイイング手順紹介しますね(^◇^)
 
 
 
【2013年4月30日】
タイイング偏は下記を参照して下さい。



-----釣りに関する格言•諺•名言シリーズ(第四弾)---
「顔のヘンな魚ほどうまいものだよ。
 人間もおなじさ。
 醜男、醜女ほどおいしいのだよ。」   
    開高健 「夏の闇」より

ブサイクなカジカにちなんで…(;^_^A