Hardy Bougle MKV 3 1/2" Centenary Edition
父親が私の影響でSkagit Castを始め、いきなり挫折したようです(^^;
聞けばSAGE Z-Axis 11' #5 のSwitch Rodに275grのSkagit Headを付けて
練習しているようです。
父は、フライ暦が45年以上ですが、スペイ系は初めての試みです。
スカジット初心者で上記スペックは、シングルハンドで言えば、まったくフライフィッシングの
経験の無い人がいきなり#2 ロッドで練習するようなもの…
そこで、高齢の父親でもキャスティング出来るほど軽量で、ロッドパワーもあり、
扱いやすいロッドということで、Beulah Plutinum 12'6" #6 を購入して貰いました。
今回は、Beulah Plutinum 12'6" #6 に適合するSkagit システムを作って欲しいという要望を受け、
リールが送られてきた次第です。
今回のリールは、2まわりくらい小さいですね。
本体のシャンパンゴールドは、今回のリールの方が若干濃い色です。
ラインのキャパシティもかなり違いますので、正直太いパスタ麺以上の太さのSkagit Lineが収まるが
不安でしたが、何とか収まりました。
Bougle MKV Lightweight Centenary Editionは、確か、この2つのリールの中間の大きさ(3 3/4)が
あったはずですので、そちらの方がSkagit Lineは収まりが良さそうです。
さて、今回Beulah Plutinum 12'6" #6に適合するSkagit Lineですが、下記2つを取り揃えました。
サンスイ渋谷店佐藤さんのお薦めSkagit systemになります。
1.SA MASTERY SKAGIT EXTREAM 400gr (22ft) 【写真左】
IntermidiateのSkagit Headになります。Head全体がIntermidiateで水に沈みますので、
最適です。
キャスティングの際に注意すべき点は、通常のフローティングのスカジットラインでは、
ラインをピックアップし、水に置いた後、1~2秒くらい待ってSink Tipが沈むのを
待ってからスイープ、シュートします。
このラインはIntermidiateですので、ピックアップしてラインを置くとすぐに沈みますので、
置いた瞬間にスイープして、シュートして下さい。
2.AIRFLO SKAGIT SWITCH 390gr (19ft) 【写真右】
フローティングのSkagit Headになります。
本流や中流域で使用するラインになります。
AIRFLOには、もう少し長いSKAGIT COMPACTというSkagit Headがありますが、
テーパーデザインがまったく違います。12'6"までのロッドであれば、SWITCHラインを
使うことをお薦めするとのことです。
私も持っておりますが、数あるSkagit Headの中では力をかけずに、コンパクトに
キャストしても、抜群に飛距離が出ます。
まずは、SA MASTERY SKAGIT EXTREAM 400grです。
水色の単色カラーです。
ラインの「←R」と記載がある方がリールの向きになります。
まぁ、わかるとは思いますが、ループtoループで接続します(^^;
シューティングラインのループをSkagit Headのループに通しSkagit Headの他端を通した
シューティングラインのループをSkagit Headのループに通しSkagit Headの他端を通した
シューティングラインのループに通します。
通したSkagit Headのラインをひらすら引っ張って~!!!
ループtoループの完成です♪
さて、Skagit Headの先端につけるのがTip(ティップ)です。
私がいつも使っているのが下記3種類のTipです。
RIO Replacement Tip 10ft Sink Tip Intermediate (9wt 95gr)
表層1m以内をストリーマーでリトリーブする際に使います。
RIO Replacement Tip 10ft Sink Tip Type3 (9wt 95gr)
※すみません。写真は間違って6wtを掲載しましたが、9wtを使ってください。
表層1~2.5mくらいをストリーマーでリトリーブする際に使います。
RIO Replacement Tip 10ft Sink Tip Type6 (9wt 95gr)
表層1~4mくらいをストリーマーでリトリーブする際に使います。
T-6以上は、ピックアップの際のフライの抜けが悪くなりますので、
やや中級者以上向けです。
Intermediateもしくは、T-3があれば十分かと思います。
Tipの取り付け方も先ほどの説明と同じようにループtoループで繋ぎます。
文字が記載されている部分が先端側(フライ側)になります。
Sink Tipも同じですね。
さて、次は、フローティングのSkagit Head、AIRFLO SKAGIT SWITCH 390grです。
先端が黒い部分がリール側で、先端に文字が記載されている方がTip側になります。
AIRFLO SKAGIT SWITCH 390grでは、Tipは、下記の
RIO Skagit MOW tipsの
10ft T-8を使います。
サンスイ渋谷店の佐藤さんは、適正Tipは、T-11の10ftで最大T-14まで問題無く
投げることが出来るとのことです。
今回は、下のTipがメーカーで品切れでした。
今回は、下のTipがメーカーで品切れでした。
下記のお得用のコイルパックを持ってますので、10ftほど切り出してループを作って父親には
郵送しようと思ってます。
最後のこのTipの先端につけるティペットです。
ナイロンティペットでは何でも良いのではなく、水に沈みやすく強力なフロロカーボンティペットが
必要です。0Xと2Xを使います。
本日、ダーティーホー5本ほど巻いて、既に持っているものと併せて父親に郵送しようと思ってます。
最も容易くスカジットキャストが可能なロッド、ラインシステム構成ですので、
このシステムでスカジットキャストが出来ない場合は、やはり誰かに教わった方が良いと思います。
さて、上手く父親がSkagitキャストが出来るようになるか?
然別湖第2ステージで一緒にダブルハンドで釣ることが出来るようになるか?
非常に楽しみです(^^)