どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

イントルーダーやダーティーホーの最新マテリアル事情

イントルーダーやダーティーホーといったストリーマーが普及する中で
様々なタイイングツールやマテリアルが入手出来る環境が整いつつあります。

川で産卵し、海に下ったスティールヘッドが最も好んで食しているのが、
イカやクラゲ、エビ等の甲殻類になります。
透けるような甲殻類を模倣し、アトラクター要素を取り入れたイントルーダー、
そして、イントルーダーのアトラクター要素を生かしつつさらにラビットゾンカーの
怪しい動き、タングステンコーンヘッドを使い、流芯に沈め大物を狙うダーティーホー!

さらには、Scott Howellさんや、Senyoさんのような新進気鋭のタイヤーによって、様々なストリーマーが開発されてます。

彼らが作成する革新的なストリーマーは、彼らのFACEBOOKから見ることが出来ます。
彼らは、新しいマテリアルを開発し、発展してます。

そのような中から、日本で入手可能となった、最新のマテリアルの一部をご紹介します。

■ゼブラオーストリッチハール

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日本国内向け(主に北海道)に小さなダーティーホーやイントルーダーをタイイング
するのに欠かせないマテリアルがオーストリッチハールです。

以前のようにフリュの長い大振りなオーストリッチハールではなく、
フリュが短い繊細なオーストリッチハールが必要となります。

既存のマテリアルにマジック等で黒色の斑点をつけると、どうしても水の中で滲みが
出てしまいます。

最近は、染めたオーストリッチハール自体に黒で印刷することで、
水の中でも滲まないゼブラ模様のオーストリッチハールが出現しつつあります。
なかなか日本国内で細く繊細なゼブラオーストリッチハールを入手することが難しかったのですが、
ようやく国内にも流通され始めました。

写真は、サンスイ渋谷店で購入したゼブラオーストリッチハールです。

米国国内でこのような極細のゼブラオーストリッチハールをスカッジットマスター達が
使っていたのは知っていましたが、日本国内では、初めてこの細さで高品質の
ゼブラオーストリッチハールをみました。

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値は張りますが、小さなストリーマーを作成するにはこの繊細なゼブラオーストリッ
チハールがかかせません。
まだ、各色数個ずつ残っておりますので、購入したい方はお早めに(^_^)

■リア(REAH)フェザー


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オーストリッチハールよりもさらに繊細かつ芯が強いのがリアフェザーです。
リアフェザー自体は、オーストリッチハールで使われるダチョウよりも
南米の若干小ぶりのダチョウ(品種が異なる)から採取した羽になります。

下記写真は、オーストリッチハールとの比較です。


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オーストリッチハールよりも高価なマテリアルですが、張りと細さは、
より透けた小さなダーティーホーやイントルーダーに使うには素晴らしい素材です。
写真は、札幌のドリーバーデンさんから購入した極上のリアフェザーです。

先ほどのゼブラオーストリッチ同様、小さなダーティーホーやイントルーダーに使って
下さい。

■ラビットゾンカー

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ラビットゾンカーに関しても様々なものが販売され始めました。
特に米国のマテリアルメーカーであるHearLine Dubbin社のラビットゾンカーは、
そのグラデーションに定評があります。
また、これも若干値が張りますが、CANALさんのゼブララビットゾンカーも非常に
素晴らしい染色です。

オーストリッチハール同様、グラデーションを意識してタイイング出来るようになってます。

■ラバーレッグ

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スカジットマスターの一人である昨年日本に来日したスコット ハウエルズさんの
有名なパターンであるSquidro(スクゥィドロ)は、オーストリッチハールの
変わりにラバーレッグを使うストリーマーです。
私は、通常のダーティーホーのショルダーステーションの両側に2~3本程付け
ラバー特有の動きでアトラクター要素を増すような使い方をしてます。

■UV Perl シマーフリンジ

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このマテリアルも最近になって日本国内に流通を始めましたが、極細のUVダビング
材を加工し、ストリーマーにタイイングし易くしている製品ですが、数種類のダビング材
を混ぜているため、独特の玉虫色に変化します。

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ミスターKさんのブログによれば、最近は、ショルダーステーションを形成する
ベースとなる部分(ポーラーベアーの変わり?)に使用されているようです。

Kさんのブログから怪しく青色に煌く様子が非常にわかる写真がありました。

もちろん、ソルトに使われるキラキラ系のマテリアルとしても重宝されている
マテリアルで今後アイディア次第で様々な使い方が出てくるのではないかと思いま
す。

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