どんまいアングラーのSkagit Report !!

Skagit Castの釣りにハマってから早8年が経ちました。

2013年初釣り!うらたんざわ渓流釣り場

 2013年初釣り!うらたんざわ渓流釣り場

昨年も初釣りはうらたんざわでした(;^_^A
昨年の反省点から様々な種類のミッジパターンを持って行きました。
うらたん名物ヤマメクラシック2の激擦れヤマメを釣るために、
いくつかの秘策も含め、準備万端です。

道路の渋滞もなく、7時30分過ぎに到着です!!
昨年は3日に行きましたが、昨年よりも釣り場は混んでます。
区画で区切られたエリアには、すでに人がいます。

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私の目指す場所は。区画で区切られたエリアではなく、フライ専用の全長1kmのヤマメクラシック2というエリアにいきます。

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本日のタックル!!
ロッドは毎度同じみのMario Wojnicki Glass Rod (217P4) 
リールはハーディー Bougle Lightweight 3
フライラインはSA マスタリー XPS DTT ♯4
リーダーはトラウトハンター レネ・ハロップモデル 6X
ティペットは同じくトラウトハンターのフロロ8X

ここからがフライ専用の釣り場になります。
 
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ヤマメクラシック2の入渓地点です。

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フライは昨日作ったこれです。
 
 Iron Gleyのスレッドで下巻し、フラッシャブーのミラージュと細いティンセル、
ソラックスにナチュラル色のミニオーストリッチハールをはらりと巻きつけてある単純な仕様です。
これが良く釣れるんです…
ヤマメ以外は…(;^_^A

まずは肩慣らし♪

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何故かニジマスばかりが釣れます。
ヤマメクラッシクでは虹鱒は放流してませんので、区画で仕切られたところから
1mくらいの高低差を上ってきた虹鱒とのことです。
圧巻はこいつです。

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体長35cmの体高のあるニジマスです。

1時間ほどウォーミングアップでニジマスと遊ばせて貰いました。
キャストの感覚含め良い感じです。
 
 
さて、いよいよ昨年40cm以上のイワナを数匹目撃したはじめの核心部へ向かいます。

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今年も数匹大きなイワナが見えます。
上記の写真でも見えますが、ちょうどこの位置は電線?のケーブルがあり、サイドワインダー
でのキャストを強いられます。
 
気温-3度 数投のフォルスキャストでガイドも凍ります。
 
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ヤマメクラシックは釣り場のルールでインジケーターを使ってはいけないため、当たりを取るのが非常の難しいです。
川の流速、フライの流れる早さ、風向き、イワナのアクション含め五感を駆使して、最後は第六感であわせます(;^_^A

大きなイワナの中で捕食してそうなやる気のあるイワナが1匹だけ見えました。
チャンスは1回!!

ニジマス釣った肩慣らしでフライの流れるスピードやキャストの感覚は戻ってきましたので、
慎重にキャストします。

魚が見える8m程先にフライが着水しました。
このまま流れて行けば良いところにフライが行きそうです。

ん? ダメか?と思った瞬間!イワナが動いて何かを捕食したような…

「きた!!」

ティペットを手繰り寄せると…
でかい!!

自身最大の尺イワナですv(^^)v
 
全長37cm
ニジマスと違って体高はありませんが、とても綺麗なイワナです。
うらたん居付きイワナで放流したものが野生化し、他の稚魚を食べながら
育った魚とのことです。

顎の皮一枚に掛かってました。
この区間イワナは放流してませんので、この区間で育ったワイルドイワナです。
ヒレの大きさと美しさがワイルドイワナを象徴してます♪( ´θ`)ノ

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実は、この時、リュックに磁石で取り付けていたランディングネットがなくなっていることに気づきました。
ランディングネット含め撮影したかったのですが残念です。
ランディングネットは下流に流されていて、見つかりました(;^_^A
 
ちなみに、うらたんの最大のイワナは、かつて60cmというのがいたそうです。
他の放流魚を食して巨大化したとのことです。
自身最大のイワナを釣ったので、気を良くして、いよいよヤマメのいる場所へ向かいます。

それにしても綺麗な流れですね。
石灰岩でしょうか?
川底の砂が白いため、水の色がブルーやエメラルドグリーンに見えます。

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いよいよ昨年撃沈したヤマメプール(通称フィッシングビデオ)です。

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昨年ほど数はいませんが、ヤマメが見えます。
本日検証したかった、ユスリカピューパです。

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まずはケイムラ無しから…
 
 
「あれ?」
 
ヤマメは全く見向きもしません。

フライがマッチしてないのか、8Xでもティペットが太すぎるのか…

次にケイムラ付きです。

今度はヤマメ数匹がフライに振り向きました。
しかし偽物とすぐに見極め、フライ直前でターンします。
数投するとまったく反応が無くなりました(;´Д`A

ここで1時間以上格闘しましたが、ダメでした。
9Xのティペットを車に忘れてきてしまったため、
お昼ご飯も兼ねて、駐車場まで一旦戻ります。
午後からリベンジです!!
 
本日のお昼はおにぎりとカップヌードル
何かと重宝しているジェットボイル!!
お湯を沸かすのに使います。
日本ではモンベルが輸入代理店になっているようです。

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さて、ご飯食べてゆっくりと色々な方と談笑してたら
1時30分になってしまいました。

午後は、こいつ使います(; ̄ェ ̄)
フライは♯26!!
辛うじてフライが見える大きさです。

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フライタックルを変えました!!
完全ヤマメ仕様です。
 
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ロッドは、ウジニッキの217P4から203P3に変更しました。
リールはOrvis CFO 2 (made in England)ブラウンエディションです。
このリールはティムコのブッシュマスター発売と時を同じくして、
世界で50個生産されたものです。
英国生産のCFOとしては、最も入手の難しいリールの1つです。
フライラインは、スープラ(ウルトラ4)・J ストリーム DTT #3です。
以前養沢で使ったSA マスタリー XPS DTT ♯3とこのロッドの相性が
イマイチでしたので、やや太めかつ先端に重量がある(♯3.5くらいの番手のラインのようです)このラインで勝負です。
リーダーを7Xに変え、ティペットはこいつを使います。

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再度上流を目指します。
イムリミットまで2時間弱!!
 
ヤマメプールに到着♪
 
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ヤマメの姿が見えます。
合計10個以上のフライを使いました。
♯26以上のドライフライは確実に見切られます。

計5回ばれましたが、魚が一瞬でも掛かったフライは、
こいつです。

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フックサイズ♯32 超小型のCDCカディスです。

キャストしても全く見えません。
フライラインの先端やティペットの動き、魚の動きを見て
あわせますが、風が若干あるためフライの場所がわかりません。
これで3回バラしました(^◇^;)

残り2回のバラシは、このフライ使いました。
色々なフライを使った際、黄色に反応が良かったので、このフライを使いました。
ハチではなく、カディスピューパです(^^;
 
以前、♯16で作成したフライですが、ヘッド部分に少しだけケイムラ入りのUVレジンを着けたものを
1個だけ準備しました。
 
インジケーターが無かったため、釣れませんでしたが、数投で魚が掛かった際に、
あわせようと後ろに引っ張ったところ、背後の高い木に引っ掛かってロストしてしまいました。
その後、ケイムラ無しのまったく同じフライを使いましたが、ヤマメの反応はありませんでした。
 
ケイムラ!少量かつ沈めるフライには効果ありそうです。
ただし、ケイムラが直接釣果に結びつくのではなく、
フライの大きさ、色、質感と共に魚の反応をよくする一つの要素としては、
十分に利用出来ると思います。
 
ヤマメリベンジならず…(ーoー;)
残念(T0T)
 
ただ、引きの強い虹鱒と自己最大のイワナには感動しました。
春から調子が良いようです。
今年1年期待出来そうかな?(^^;
 
Mario Wojnicki Glass Rod (203P3)の評価ですが、若干上がりました。
以前、養沢で使った際には、バットにパワーが無く、217P4と比較し、
使いにくい印象でした。
最近、池袋店から渋谷店に移ったサンスイの平野さんにお聞きしたところ、
203P3は、#3ラインより#4ラインの方が使いやすいとお聞きしてましたので、
ラインを以前使った SA マスタリー XPS #3ではなく、
スープラ(ウルトラ4)・J ストリーム DTT #3(♯3.5相当)という上記より若干太く重いフライラインを
使ってみました。
すると203P3が非常に魅力的なロッドになりました。
そこそこバットにもパワーがあり、繊細な釣りには最適だと思います。
ただし、スープラ(ウルトラ4)・J ストリーム DTT 非常に巻き癖がつきやすいです。
次回試してみようと思ってますが、SA マスタリー XPS #4使うと結構良いのでは?
と思います。